IMG_8666

【問題】駅のホームにある自販機の売上UP策を考えてみてください!

2016/8/23

TOP > BLOG > 【問題】駅のホームにある自販機の売上UP策を考えてみてください!

こんにちは、ヴィーナス・ブラスト(Venus Blast)広報のミナコです。

毎月第一土曜日に行われる「出社土曜日」。6月から新コンテンツとして管理職による講義が加わりました。3回目となる今回は営業部の本間副部長による講義。その模様をミナコがお届けします。

 

Q1. 業界8位のビールメーカーが、半年で業界1位に! その方法とは!?

講義冒頭、いきなり本間副部長からの出題が。

1920年代のアメリカ。10社ほどのビールメーカーが争うなか、業界8位の会社が、ある広告を出したことで、たった6ヵ月で業界1位になりました! すごい!
さて、どんな広告だったのでしょうか?

IMG_8636
  • 真剣に考える、参加者の面々。んー。

正解は、「製造工程を伝える広告を出した」でした。

具体的には
1. 最高の水を使う
2. 不純物を丁寧に取り除く
3. 瓶も徹底して殺菌する
4. 職人がテイスティングしてから出荷する

いまでは、よく見かける手法の広告ですよね? でも、実はほかの9社も同じような製造方法でビールを生産していたのです! この広告を出したビールメーカーは、消費者が何を求めているかを深く考え、ほかのメーカーを出し抜く斬新な広告で、見事に業界1位に昇りつめたわけですね。

 

Q2. ペルーでのお話。スーパーで、ある牛乳の売上を1週間で2倍にすることに成功しました。さて、どんな方法だったでしょうか?

またまた、本間副部長より出題ですが、今度はヒントがあります。

■ヒント1
牛乳にもともと含まれている乳糖。ペルーではこの乳糖を取り除いた「乳糖フリー」の商品が好まれています。
■ヒント2
お金をかけずにできる方法です。

皆さんも、考えてみてください。

IMG_8623
  • またまた、真剣に考える参加者の面々。んーー。
IMG_8626
  • 真剣に考え・・乳牛?
IMG_8620

正解は、「牛乳パックの成分表示の面を正面(消費者側)に向けて陳列した」でした。

 

UXって何?

ここで本間副部長から、今日の講義の本題を発表。「UXとは何か?」。

UXとは「User Experience=消費者の経験」の略称で、消費者がどんなふうに商品を知って、手にとって、購入に至るのか? という「一連の流れ=経験」のこと。ビジネスをするうえで、「消費者側の視点で考えよう」という、いまとても重視されているものなんだそうです。

つまり、最初のビールの広告は、「安全で、味にもこだわった高品質なもの」を消費者が求めているということを察知してつくられたものだったのです。まだUXといわれる言葉もなかった時代の、考え方の元祖と言えるものなんですね。

牛乳の陳列の事例はわりと最近のもの。消費者が意識もしていないような行動にまで着目してビジネス戦略を立てるそうで・・ そう言われるとたしかにミナコも手にとって成分表示を見てしまうなと納得。広告だけでなく、身のまわりにもUXを生かした仕掛けがたくさんありそうですね。

 

Q3.  駅のホームにある自販機の売上UP策を考えてみてください。

これも実際にあった事例。今度は少しお金がかかることです。さあ、皆さんも一緒に考えてみてください。

IMG_8645
  • 再び真剣に考える、参加者の面々。んーーーーーーー。

正解は、「自販機の上に時計を設置した」でした。

電車を待つ人たちは時間を気にしているから、時計が自販機の上にあるとそのまわりに集まってきます。「次の電車は〇分後だな」、「飲み物買う余裕があるな」、「飲んでから電車に乗れるな」と、つい飲み物を購入してしまうと。なるほどー。

ちなみに、はじめはアナログ時計を設置したけれどあまり効果が出ず、デジタル時計を設置したら売上が伸びたそうです。駅の時刻表示盤にあわせてデジタル時計にすることで、電車が到着するまでの自分の行動がイメージしやすくなって購入されやすくなるんですって!これも、たしかに消費者の無意識の行動ですね。

 

お客様が本当に求める価値を提供できる人財に

「現在ではネットショッピングの購入画面やスマホアプリ、ゲームなど、ITを中心とした幅広い世界でUXが駆使されている」というのが今日の講義テーマ。長年、ITの現場に携わってきた本間副部長だからこその講義ですね。

そんな本間副部長から参加者の皆さんへ最後にメッセージ。

IMG_8666

『皆さんの日頃の業務も自分の目線ではなくて、お客様(消費者)の目線に立って行ってみてください。

  • なぜお客様は、自分を求められたのか?
  • お客様が達成したい目標とは、どんなことなのか?
  • お客様は目標達成に向けて、どんな計画を立てているのか?

お客様が次にしたいこと、喜ぶことを常に想像する。ときにはお客様に確認する。先まわりして行動する。これが私たちが本当にするべきこと。言われたことを言われたとおりに実行するだけの人になってはいけない。』

ITのトレンドを教えるだけではなく、UXという考え方を私たちの日常業務にまで落とし込む本間副部長、さすがです。

次回はどなたの講義が受けられるのか、楽しみにしているミナコでした!

  • facebook
  • twitter